Jeremy Miura

凡人

K -後編-

体育祭の打ち上げで何もできなかった自分を責めまくったとこまで前編で書きました。

 

本題に入る前に私のKに対する心情の変化を書いておきます。

 

私が通っていた中学校は決して人数が多いわけではなく、ほとんどが小学校から知ってる人でした。Kは違う小学校出身で、2年になるまでほとんど存在すら知らない状態でした。

 

2年生で初めて同じクラスになってようやく認知したわけですが、出会った当時は他に気になってる人がいました。その子はただただ可愛くて、本当に外見だけで気になってただけなんですけど、、、

 

そんな気になっていた人がいたにも関わらず、Kと少し話した瞬間からその人のことがどうでもよくなりました。直感的に何かを感じたのでしょう。そこからは好きという感情が高まっていくばかりで、その年のクリスマスまで高まり続けていきました。振られてから少し下がりましたが依然として好きなままで、諦めることができていませんでした。

 

そのまま卒業を迎え、私は県外の高校に。Kも一応県外の高校に進学しましたが、関西にとどまり私は北陸の方に。付き合ってもないのに遠距離やな〜って考えたりしてました。笑

 

私の高校は共学だったんですけど、クラスは野球部だけ。一番身近な女子といえば隣のクラスのボーイッシュな女子サッカー部の女の子、明らかに違うオーラをまとってるゴルフ部の女の子くらいでした。女の子との出会いもほとんどないし、いたとしてもK以上の人は見つかりませんでした。

 

地元の友達たちは県外に行ってから私のホームタウンでは「レアキャラ」と化していた私に今まで以上に優しく、仲良くしてくれました。なので、頻繁に地元の友達と連絡を取っていたのですが、ある日、KにもLINEを送ってみました。(ちょうどこの頃にLINEができた) 

 

すると、思った以上にいい反応の返信が返ってきて嬉しくなった僕は思い切って「電話しよ!」と提案してみました。すると、またもや思いの外いい反応が返ってきて電話をすることに。Kは多分僕以上にロマンチストで、

 

K「月綺麗やな〜」

僕「ほんまやな!いつもより明るい」

K「けど、遠くにいてもKたち同じ月みてるねんで?すごくない?」

 

みたいな感じで、創作物でしか聞いたことのないようなことを平気で言ってのけちゃうような人でした。私自身も元々星空とか月が好きやったんですけど、未だに星空とかに魅了されるのはKの影響もあるのかと。

 

電話をしたりLINEをしたりはするも、向こうにそんな気はないしあうこともないので、進展することはありませんでした。

 

その後、私にこの前話したNって彼女に続き、Lって彼女ができ私は一時的にKのことを全く気にしなくなった。つもりでした。

 

Lとは夜遅くから電話をして寝落ちすることも多々あったんですけど、寝ぼけてKの名前を呼んでしまったり、

 

Lとは最終的に2年半以上付き合ったんですけど、その中で何度か別れては復縁してを繰り返してて、別れるたびにKが頭の片隅から姿を現すと言った具合でした。

 

そしてわたしの中で私自身の評価を下げた行為の中の1つに、こんなものがあります。

復縁したてのLに対して「これTwitterでみつけてんけど、このKめっちゃかわいくない?」って聞いてしまったのです。笑笑

 

ゴミ極まりないPart 3!!!! 笑

好きな人がいる状態なのにKのことを忘れきれない最低な自分でした。。

 

まあこんな感じです。この後もまだ話はあるのですが本題に戻りましょう。

 

体育祭の打ち上げの後日、職場体験がありました。いくつかのグループに分かれてそこで自分たちの職場について報告したりしていたのですが、そこにKもいました。

 

僕と同じ職場に行ってたのが、イケメン風な高身長ヤンキーで彼とはすごく仲よかったのですが1つ嫌なことが。

 

Kにベタベタ触るんです。。お前ら付き合ってもないやろ、ボディータッチ激しすぎやろ、って嫉妬してました。大好きな友達やのにKのせいで嫌いになっていくのは正直怖かったです。

 

ただ、友達を失ってもいいと思えるほど好きだったことに間違いはありません。

 

そうこうしてるうちにKとの進展は何もないままクラスのメンバーでのクリスマスパーティーの日がきます。クリスマスパーティーと言っても特に何かをするわけでもなく、近くの大きなイオンに行ってみんなでプリクラを撮って好き好きに喋るといったお粗末なものでしたが、僕にとってはすごく特別なイベントでした。

 

前回のイベントでチャンスを逃してるから今回こそは、と意気込んでいました。そして前回同様Yと連絡を取ってタイミングを伺ってました。他の人がいる前で告白するなんてとうてい無理なことだったから。

 

ようやくKが1人になったタイミングで震える足をなんとか動かしKのもとに。ただ、Kがいてた場所がお店の中でした。一度他の場所に行ってから、なんて考える余裕もなくどもりながらも告白しました。その時点で視界の半分がボヤけるくらい頭が真っ白でした。

 

そしてその返事が「友達でいたい」とかそんな感じの言葉でした。正直ほとんど聞き取れませんでした。ただ、フラれたことだけわかりました。イオンの中に入ってる店舗の中でフラれたんです!!WTF!そうして私の心は砕け散りました。

 

その後に当時所属していたクラブチームの一個上の先輩の卒団式に行ったのですがほとんど何も覚えてません。。。記憶力もいいはずなのに。

 

人を好きになるということは時に辛いことですが、素晴らしいものだと改めて感じさせられますね。とくにこんだけのめり込んだ恋愛となると。

 

こんな感じで、私の大恋愛についてのお話を一旦終わりたいと思います。

ただ、Kへの気持ちというものはきっぱりきれていないのでまだ書くことがあるかもしれません。笑笑