Jeremy Miura

凡人

K! -前編-

私が頻繁にツイッターに書いてるKについて書きます!私の恋愛観は彼女抜きでは語ることができません。。。😭

 

中学の時の同級生なんですが、ある意味一番のめり込んでる人だと思います。というのも、彼女とは一度も付き合ってないので、そこの欲が満たされてないからです。

 

中学の時の私は今以上にシャイで女の子と話すことが全くできませんでした。その代わり今は苦手な文章でのやり取り(当時はメール)が大好きでした。顔を合わせないで済むし、送られてきたメールを後から見返してムフフとなれるからです。笑笑

 

そこで、どうにかしてメールアドレスを交換したかったんですが、メアドを聞くってのがすごく高いハードルに感じられて、ずっと聞けずにいました。

 

そんなまましばらく月日が経って席替えをしたときに前後になりました。教室の廊下側に席があったんですけど、少し暑くなってきた時期だったので、どっち側の窓を開けるかってことになって初めて話すきっかけができました。半々で開けるってことになったんですけど(これは仲良くなる絶好のチャンスや!)って思った僕は、少しばかりに強引に自分側の窓を全開にしました。そしたら向こうも自分側の窓を全開にしようと抵抗してくるので、窓を開けたり閉めたりといったしょうもないくだりを5分くらいやりました。笑笑

 

そんなしょうもないことやのに、その子とそうしてられるってだけでものすごく幸せでした。けど、聞きたかったメアドは依然と聞けないまま。どうしようかと悩んでたら僕と幼稚園以前からの関係で県外の高校まで一緒に行ったコーヒー豆みたいな顔の友達(C)が「メアド教えてや!」ってなんの躊躇もなく聞き始めました。Kが他の男子となかよさそうに話してるのを見るのが何よりも苦痛だった僕は苦しい気持ちを抑えてチャンスを逃すまいと思い、ごもごもと「あ、俺も教えて」って言って無事にメアドを交換しました。

 

メールではすごく他愛もないことからだいぶ前から気になっていた恋愛についてまでいろんなことを話しました。(現実では絶対にできない)

その時点のKは彼氏と別れているのかどうかわからないすごく曖昧な状況でした。喜んでいいのかよくないのか。。

 

メールをしてるうちにどんどん好きって感情が高ぶっていって何をしてる時もKのことを考えるように、、、

 

ここでKがどんな人か、説明しときます。

あの子みたいな子は他に全然見たことがないのでなかなか想像はつきにくいと思いますが、ものすごく天然(実際は違う)で、話し方はゆったりとふわふわした感じ、身長は低くて細身でも太くもないちょうど間くらい、そんでもっておっぱいが大きい。笑 これは必須条件ではないんですけど、性欲がマックスの中学生の僕にとっては最高でした。見た目と雰囲気を例えると「マシュマロ」って感じ🐳

メールの文章も独特で、使う絵文字も上で使った🐳とかどのタイミングで使うかわからないようなものを入れたりしてて、そこでも他人との違いが明らかでした。

 

この世の全ての僕の好きなものを集めて作り上げられたのかってくらい魅力的で、当時の僕にとってのfemme fatale的存在でした。

 

Kは下ネタとかすごく苦手そうな子で、小学校5年生のときから「性」というものの権化のような僕とは正反対のタイプでした。当時の自分は全くモテない、今のブサイクさをゴツゴツのモンスターと例えるなら、ヌルヌルのモンスターといった感じでブサイクで、下ネタしか言わない今よりももっとくだらない人間でした。

 

けど、下ネタを言ってたら絶対嫌われる!って思った僕は下ネタを大声で言うのはやめて、同性間でも話すことは少なくなりました。それが僕の病み期の始まりでした。自分の言いたいことを我慢するのってすごくストレスがかかるし、それをしてるからといって好かれるわけではなかったからです。どうしたら好かれるか、って色々考えてみても全く思い浮かばず日々落ち込んで行きました。

 

それくらいからKと仲のいい女友達のYに相談にのってもらってました。僕はKがどんな感じで思ってるか気になっていたのでYに聞いてもらったんですが、その内容が「めっちゃ優しい」でした。これって後になってからわかったんですけど、女の子も男の子も異性のことを褒めるとき、好きでもなかったらこの答えになるんですよね。つまり全くの脈なし。けど何を勘違いしたか当時の僕はすごくいい意味で捉えてしまいました。

 

そしてそうこうしてるうちに体育祭の季節になりました。うちのクラスは体育祭の後に打ち上げということで地元の施設を借りてお菓子パーティーをしました。

 

体育祭前からYに「好きなんやったら気持ち伝えてみたら?」ってアドバイスされていて僕もそれには賛成でした。ただ、女の子と話すことすらまともにできない僕には告白なんてベルリンの壁以上に乗り超えるのが難しい壁でした。けど、一歩踏み出さないと進歩もくそもないって状況だったのでどうにか気持ちを固めました。

 

そして、中学生あるあると言いますか、イベントの時に告白しようと決めて、体育祭の打ち上げの日を選びました。その打ち上げ自体楽しかったような記憶はあるのですが、告白のことで頭がいっぱいでそれどころではありませんでした。打ち上げ用の部屋を空ける時間が迫ってきて、(よし、この部屋を出て2人になるタイミングがあればその時にいこう!)と思って2人になれるチャンスをうかがってました。

 

Kは女の子にしては珍しくPSPでモンハンをしていて(ほんの少しだけですが)、僕も当時していて結構やり込んでいたので、教えてあげることに。

 

これは2人になれるまたとないチャンスだったので、みんなが何個かのグループに分かれて話してる中、なんとか勇気を振り絞って1人でゲームをしてるKのもとに。それと同時にYから「今チャンスやで!」とのメールが。

 

モンハンをしながらもいつ話を切り出すか、ずっと考えていました。一度決心したにもかかわらず最後、後一歩の勇気が振り出せずにしばらくの時間が過ぎました。(あかん、こんなことしてたらせっかくのチャンスを逃すぞ、、)と思いながら何もしてないのに半泣き状態まで達してました。

 

そして、そのまま時間だけが過ぎていきお開きの時間に。何もできなかった自分を責めに責めてよりもともとあってなかったような自信がさらになくなりました。そして、Yとの反省会。

それがそこから告白するまでの約3ヶ月間の苦しい生活の幕開けでした。

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わかってはいたけど、思ってたより長くなったので後半は別記事で書きます!笑

 

恋愛は良くも悪くも人を変えますね!うまくいかないことなんてたくさんあるけど、恋愛してる時の気分って他の何にも変えられないくらいのもので、それは当時から今まで何も変わってないと思います🐳

 

ではまた!